年金
2021.04.16
令和3年4月からの年金改定
令和3年度4月からの年金が改定されました。
国民年金(老齢基礎年金)の給付額が原則0.1%の引下げとなり、金額としては66円下がって月額6万5,075円となります。
令和3年度 (月額) |
令和2年度 (月額) |
|
国民年金 (老齢基礎年金) |
65,075円 |
65,141円 |
厚生年金 (夫婦2人分の老齢基礎年金 を含む標準的な年金額) |
220,496円 | 220,724円 |
日本年金機構
一方、現役世代が支払う国民年金保険料は、前年度から70円引き上げられ、月額16,610円です。
今回の改定は、保険料を支払う現役世代、年金を受け取るリタイア世代とって、共に家計の負担増につながる結果となりました。
今後も少しづつ年金額は減少してくるかもしれません。
では、老後の生活費とはどれくらい必要なのでしょうか。
総務省の家計調査によると、
夫婦2人世帯の老後生活費は月々約26万円
一人暮らし世帯の老後生活費は月々約16万円 と言われています。
国民年金や厚生年金だけでは老後の生活は足りないことが分かります。
そのため退職5年前ぐらいから、年金額内での生活に家計をスリム化していく必要があります。
自営業者・フリーランス等の国民年金第1号被保険者の方は、国民年金保険料の前納制度を利用することで保険料の割引を受けることができます。
コロナ禍で収入が減少している人が多い中、大変ですが、これを機に生活の見直しと計画が重要になってくると思います。
まずは、あなたの年金試算してみませんか?
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