税金
2020.11.06
年末調整・確定申告の注意点
今年も残すところ2ヶ月になりました。
今回のテーマは年末調整・確定申告の注意点です。
年末調整とは・・・会社員などの給与所得が毎月給料から天引きされている所得税の過不足分を清算する手続きです。
年末調整時に受けることのできる控除
〇生命保険料控除
・支払った生命保険料に基づき適用される控除で「一般生命保険料」「介護医療保険料」「個人年金保険料」ごとに上限控除額が設定されており、すべての保険料を合わせて最大12万円まで控除されます。
〇地震保険料控除
・支払った地震保険料が、最大5万円控除されます。
〇小規模企業共済等掛金控除
・iDeCo等に加入された場合にも控除されます。小規模企業共済等掛金控除は支払った金額すべてが控除されます。
確定申告で受けることのできる控除
〇医療費控除
・1年間の医療費が10万円を超えた場合。
〇寄付金控除
・一定の団体等に年間2,000円を超える寄付を行った場合。(ふるさと納税等)
〇雑損控除
・災害や盗難などによる損失について加味する制度。
雑損控除の対象となる損害の例
・震災、風水害、雪害、落雷等の自然災害
・火災や爆発などの災害
・盗難や横領
その他の注意点
・年の途中で退職をして確定申告を受けていない場合。
・年末調整後、12月31日までに結婚・出産とうで家族が増えた場合。
年末調整で対応できない場合、確定申告をすることで計算しなおすことが可能です。
払いすぎた税金を取り戻そう!
近藤健太
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