生活
2024.08.30
上手な体脂肪率の測り方
8月のテーマは健康です!!
生活習慣病予防や健康の保持増進には体脂肪のコントロールが重要です。
新聞のチラシ広告、TVショッピング等でもダイエット関連商品がよく目に付きます。
しかし、体重が○○kg減少、胸囲が○○cmマイナスという表現は多いのですが、よく見ると体脂肪率が○○%減ったという表現は案外少ないことに気付きます。
実は、体重に対する体脂肪率のほうが健康や体調のコントロールにとっては重要です。
では、どうやって体脂肪率を測るのか?正確に測定できればよいのですが、これは非常に難しいことです。
家庭で簡単に測るには、各メーカーから発売されている体脂肪率計を使うのがよいでしょう。
この器具は、体表面に電流を流して、その抵抗値によって体全体の体脂肪率を推定するものです。
難点は、メーカーや測定部位により若干数値に差が出ることです。(私も3、4社 使い比べてみました)また、体の水分量にも影響されますので数値の日内変動が生じます。
上手に測るコツは、同じメーカーのもので同じ時間(体水分量が安定する夕方がよい)に測ることです。
そして、1回だけではなく3回程度測定し、平均値を取ると よいでしょう。測定された数値は正確な体脂肪率ではなく、それに近いものと考えてください。
ただ、同じメーカーで同じ条件ならば、正確に体脂肪率の増減を測ることができます。
つまり、○○%増えたか減ったかはかなり正確です。
毎日測定しノートに記録すれば、体の状態を知る良い材料になりますし、体脂肪 コントロールの動機付けにもなるでしょう。
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