資産運用
2023.05.12
新NISAどうなる!? ~ver.2~
昨年11月のコラムで2024年からのNISAについて掲載しましたが、その内容が大幅に変わることになりました!
『衝撃的』なほど拡充され、更に使い勝手がいいものになりますので是非有効活用してください。
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『衝撃的』な投資枠の拡充
今までは『一般NISA(年間120万円限度)』か『つみたてNISA(年間40万円限度)』のどちらかひとつを選択するしかありませんでしたが、2024年からは『成長投資枠(年間240万円限度)』と『つみたて投資枠(年間120万円限度)』を併用することが可能になりました。
これにより合計で年間360万円まで非課税枠を使用する事ができるようになります!
一気に増えましたね(@_@;)
さらに・・・
非課税期間は『一般NISA』が5年、『つみたてNISA』が20年だったものが期間無制限に!
累計の投資可能額は『一般NISA』が600万円、『つみたてNISA』が800万円だったものが合計1800万円(成長投資枠は1200万円)まで可能に!
政府の『貯蓄から投資へ』の本気度が伝わってくる内容でした。
※金融庁HPより抜粋
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『成長投資枠』と
『つみたて投資枠』
『成長投資枠』は『一般NISA』に近い制度。
上場株式、投資信託、上場REIT、ETFなど金融商品全般に投資できます(整理管理銘柄、信託期間20年未満、高レバレッジ型及び毎月分配型の投資信託などは除外)。
『つみたて投資枠』は、ほぼ『つみたてNISA』そのまま。
長期投資に適すると金融庁が認可した投資信託、ETFのみに投資できます。
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米国で起こったこと
今回の日本が行う投資に対しての税制優遇政策は、すでにアメリカで1980年代に行われています。
その後、家計の金融資産はおおきく増加。
その結果、米国では財産所得が家計所得に大きく貢献する姿が実現しており、所得の約25%が財産から得られる所得に。ちなみに日本は約12%程度。
さらに追随するように英国でも行われ、同じような現象が起こっています。
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『全世界型』のような非常に多くの銘柄に分散した投資信託は、短期的に売ってしまったりすると損をすることもありますが、長期投資では資産形成に大いに役立ちます。
歴史に学ぶと、資産形成(投資)をする方としない方では資産形成の速度が違い、更にそれがそのまま格差となってしまうことが見えてきます。
日本でもNISAがこれだけ拡充されれば、今年の秋口から年末にかけてニュースでも多く取り上げられることになるでしょう。
あなたはもう始めていますか?
永井教盟
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