社会保障
2023.04.14
高額療養費制度とは!
高額療養費制度とは、1ヶ月に支払った医療費の自己負担額が上限を超えた場合に、
加入している健康保険から「超過分」が支給される制度のこと。
例えば入院や手術により、1ヶ月でかかった医療費が「100万円」だったとします。
実際に窓口で支払う金額は3割負担のため「30万円」。高額療養費制度の限度額が仮に「9万円」だったとすると、
この制度を活用すれば、差額の「21万円」が後日払い戻されます。
つまり、この入院・手術でかかる医療費の自己負担額は「9万円」で済むという訳です。
ちなみに、1ヶ月の自己負担限度額は「年収」に応じて下記のように定められています。
申請方法は加入の健康保険によって異なりますが、多くの場合はHPから
「高額療養費支給申請書」をダウンロードし、記載の場所に送付することで手続きができます。
注意しておきたいのが、申請から受給までに、かなりの時間がかかるということ。
あとから払い戻されるとはいえ、一時的な支払いは大きな負担になります。
「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口に提示すると、
1ヵ月 (1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額までとなります。
「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口に提示すると、
1ヵ月 (1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額までとなります。
ご不明な点等ございましたらご連絡ください。
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