総合保険株式会社東海保険

電話でのお問い合わせ0120-248-033

総合保険株式会社東海保険

メニュー

電話でのお問い合わせ0120-248-033

トップページ > コラム

コラム

資産運用

2022.11.21

新NISA どう変わる?

新NISA どう変わる!?

 

2024年から変更になる『新NISA』ですが様々な情報が出ております。

 

現在までの状況を整理してご案内いたしますので重要なポイントをおさえておきましょう。

 

*********************

 

変わるのは2024年から

 

NISAとは2014年から始まった制度で『少額投資非課税制度』と言う名の通り、利益や配当などが非課税になる制度です。

 

現在日本では『一般NISA』、『つみたてNISA』、『ジュニアNISA』の3つがあります。

 

2024年からは今までの『一般NISA』が『新NISA』に変わり、『ジュニアNISA』は廃止となります。

 

*********************

 

一般NISA⇒新NISAへ

 

まずは現在の『一般NISA』ですが簡単にいうと「年間120万円まで(一般NISA口座)で投資したものに関しては5年以内の譲渡益や配当益などの利益に関しては非課税にします」という仕組みです。

 

現在、株式売買などでの税率は約20%ですので、120万円が170万円に値上がりしたときの譲渡益50万円に対しては20%、10万円の税金が掛かります(特定口座等での売買の場合)。

 

これが『一般NISA口座』なら税金がゼロなので、株式投資を始める際には、まずはこの非課税制度の枠を使いましょうということなのです。

 

2014年に投資した120万円分は2018年までの5年間が非課税期間。

 

2015年に投資した120万円分は2019年までの5年間が非課税期間。

 

2016年に投資した120万円分は2020年までの5年間が非課税期間。

 

2017年に投資した120万円分は2021年までの5年間が非課税期間。

 

2018年に投資した120万円分は2022年までの5年間が非課税期間。

 

そしてここで問題になるのが2014年に投資した120万円分の株式を2019年以降も持ち続けたい場合です。

 

2014年に投資した120万円分が170万円になっており、まだまだ伸びる可能性があるので持ち続けたい!という場合は2019年の120万円の枠を使い切る形になりますがそのまま継続することができます(ロールオーバーと良います)。

 

120万円が100万円に値下がりしており、2019年の枠を使うのがもったいない場合にはロールオーバーせず、一旦課税口座へ移し、新たな銘柄で120万円の枠を使うことができます。

 

これをその年ごとに判断して行っていくのです。

 

この『2024年の新NISAへの移行』とは、2019年に行った120万円の枠は2023年に5年間の非課税期間を終えるので、それを2024年にロールオーバーするタイミングで関わってきます。

 

そのため『2024年新NISAへ移行!』ではありますが、2023年に行った『一般NISA』の120万円は2027年まで継続することになります。

 

・・・伝わりましたでしょうか? めちゃくちゃ、ややこしいですよね(;^_^A 

 

でも、この仕組みを理解できていないと新NISAが正しく理解できません。。。

 

しかも、これでようやっと説明の半分が済んだところです。。。 

 

*********************

 

新NISAは2階建て

 

現在の『一般NISA』は年間120万円までの投資枠でしたが『新NISA』では122万円となり2万円増えます。

 

ただし原則として『1階部分(20万円まで)』を使ってからでないと『2階部分(102万円まで)』が使えない仕組みになっています。

 

『1階部分(20万円まで)』は『つみたてNISA対象商品』を『積立で購入する』というものです。

 

1階部分は20万円すべてを埋める必要はなく、少額でも積立設定をしておけばOKです。

 

また、先ほど原則と書きましたが、現行の『一般NISA』を利用していた人や上場株式などの投資経験者は『1階部分を利用しないこと』を証券会社へ届け出れば『2階部分』のみを利用することができます(非課税枠は102万円のみになるため注意)。

 

ただし、その場合、2階部分で投資できるのは、上場株式(国内・海外)のみとなりETFやREITは投資できません(なぜ?)。

 

2階部分でETFやREITに投資したい場合には1階部分を必ず使う必要があるわけです。

 

*********************

 

ロールオーバーは2階部分から充当される

 

①運用資産110万円をロールオーバーする場合

・まずは2階部分の102万円に充当され、そののち1階部分にも充当されていきます。

・2階部分102万円で控除しきれなかった8万円分が1階部分20万円から差し引かれます。

・そのため、その年は1階部分の12万円分のみ使うことができます。

 

②運用資金90万円をロールオーバーする場合

・まずは2階部分に充当されます。2階部分は102万円のため、2階部分であと12万円分投資できます。

・1階部分の20万円はそのまま使うことができます。

・1階部分を使わない場合には申請が必要で、その際には2階部分の102万円の枠のみになるのと、ETFやREITは購入できません。

 

③運用資産140万円をロールオーバーする場合

・140万円分すべてロールオーバーできますが新規の投資はできません。

・ロールオーバーの上限は2018年に撤廃されているためいくらでもロールオーバー可能です。

 

*********************

 

正直、めちゃくちゃわかりにくい(@_@;) さらに複雑にしてどうする!?と思います。。。

 

それに比べて『つみたてNISA』は非常にシンプルなので、これから資産形成を始める方にもわかりやすい仕組みとなっております。

 

ただし、『スイッチングできない』などのデメリットもあるので、それらを考慮したうえで選択する必要があります。

 

ちなみに『年間60万円になる』、『恒久化される』、『非課税期間が無制限になる』などの話は、2023年の税制改正の目玉になると噂されているだけで、未だ検討段階のため決定しているものではありません。

 

現在は20歳以上の方しかできませんが、2023年からは2023年1月時点で18歳以上の方が利用できるようになります。

 

また、その他の資産形成方法としては、『老後生活資金』に特化するのであれば節税メリットのある『iDeCo』、子育て世帯であれば保障も同時に備えられる『変額保険』などの選択肢もあります。

 

ご自身とって最適な資産運用方法を選択できるよう、金融知識を高め、効率よく資産形成していきましょう!

 

判断に困るようであれば、お気軽にご相談ください。(^_^)v

 

        永井教盟

コラム一覧へ

保険のことならお気軽にご相談ください

フリーダイヤル0120-248-033

0120-248-033

受付 9:00〜17:00(平日)

メールフォームはこちら

取扱(引受)保険会社

損害保険ジャパン保険株式会社

東京海上日動あんしん生命

メットライフ生命

第一生命

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命